I.N.H

Kindleで安くなっていたので購入しました。
SHOOWAさん大好きです。


＊ストーリー
タカヒコは相沢が大嫌いだ。
クラス替えで仲のいい荘大と離れてしまってからその間に割り込んでくるのである。
友達の真義に相談しても「そんなことない」と言われてしまう。
タカヒコは荘大と相沢の仲を割くために強硬手段をうつことにして・・・


短編集です。
「僕らの三つ巴戦争」のメンバーで２話
男子校生同士の恋愛を描いたクニ×ダイキが２話
学校の先生と留学生の王子様の　新田×ウンポポ　が２話です。

かなりエッチな一冊でした(笑)

「僕らの三つ巴戦争」
キャラクターが王道なのに相沢がいいスパイスになってます。
２話目を読めばわかるかなぁ、と思います。私は２話目の方が好きでした。
友情？恋？そう考えながら読むのが面白いですね。
真義くんに感情移入してしまいました。一生懸命でかわいい！

「クニ×ダイキ」
男子高校生の可愛らしさを詰め込んだ作品でした。
仲良くなったきっかけとかどういうところを好きだとか、読んでいて癒されました。
三つの中で一番短いのでもっとたくさん読みたかったなぁ、とも思いました。

「新田×ウンポポ」
まず、ウンポポくんというのは「交換留学生　ア・ナルジポイウンポポ３８世　ウンポポ共和国の第３王子」です。
ウンポポくん、可愛くて少し電波でエッチで可愛いんです・・・。「シコリティが高いキャラ」です・・・。
そして新田は天然の体育教師。
この二人がたまらなくすばらしかったです！一番好きかもしれません。


SHOOWAさんの描くキスシーンがすごく好きです。立ったまま二人がキスするのを横から映すのが多いのですが、見ていて飽きません。好きあっていてラブラブな感じが伝わってきます。
あと、コミカルで笑えるシーンがいくつもあるのでそういうところも面白いですね！楽しく読めるBLです。
BLCDも出てるみたいです。



※Kindle版では「僕らの三つ巴戦争BL宣言」と「僕らの三つ巴戦争　R2」の二冊ですが、単行本では１冊にされています。なのでKindle版二冊をまとめたレビューを書いています。

Twitterでヨネダコウ先生を勧められたので読みました。
ヨネダコウ先生、「囀る鳥は羽ばたかない」が完結したらそれをイッキに読もうと思っていたのですが、とりあえずこれを読んでみることに。
好きな方は多いようですが個人的にはイマイチでした。


＊ストーリー
新しい職場に来て初日、嶋はエレベーターで二日酔いで酒とタバコの匂いのする外川と一緒になる。
彼は自分の上司で「嫌な奴」と思っていた。
新歓の後から嶋は外川に執拗に昼食に誘われるようになる。



「どうしても触れたくない」をメインに、番外編の
「週末」
「小野田課長は憂鬱」
「夜明け前」
があります。

まず、ふたりの過去が物語の軸となっています。
過去を受け入れてそれでも好きでいる、ということの難しさを描いた作品ですね。
外川の明るさも優しさも、過去を知ると別の見え方がしました。
でも、別の見方をすると「メンヘラ二人」どうしても見えてしまうんですよね；；

あと、外川の心情変化にも納得がいきませんでした。
ふたりのキャラはいいんだけどなぁ、と思います。


個人的には「薄っぺらいものにメッキを塗ってよく見せようとしてる」という印象です。
ダイソーの女児向けのティアラみたいな・・・・

数年前の「このBLがやばい」のランキングに入っていた記憶があります。
周りの人はみんな評価しているので、大衆ウケがいい作品ではあるんだと思います。
ちなみに「このＢＬがやばい２０１５」二位の「それでも、やさしい恋をする」はこのなかに出てくる人物の物語です。

Twitterでフォロワーさんが面白いと言っていたので購入しました。
「このＢＬがやばい２０１５」でも６位でしたね。納得の内容でした。



＊ストーリー
カー用品店で働く三崎はここ数日マスクをして出勤していた。その理由は顔にできたケガ。
帰り道で出会う自分より年下の男に毎度殴られていたのだ。
最初は喧嘩だったはずだが、最近は一方的に殴られてばかりいる。
違う道を通ればいいのに、なぜかその道をいつも通ってしまう。



バイオレンス系の漫画です。
全四話+番外編+ボーナストラック
あっという間でした。

読みやすくてサクサク読めました！
表紙のままの絵柄で綺麗です。でもキャラのビジュアルが少しかぶってたりするので、今後の作品に期待したいところです。
表紙と同じような顔をしたコマがいくつかあるんですが、同じ顔なのに全然意味が違うんです！それもこの作品の魅力だと思います。

大した期待もしていなかったし、「暴力」をテーマとしているので苦手かなぁ、と思っていたんですが、いい意味で裏切られました！
確かに暴力シーンは多いし、ボコボコ殴られます。でも、「暴力」のなかに埋もれた小さい幸せと愛がその分際立ちました。
今は「彼」としか言えませんが三崎を殴っていた男の不器用なところも男らしさを感じました。

番外編もものすごく良かったです。

痛いだけじゃない、優しいBLです。
今なら試し読みができるので気になる方はどうぞ
http://www.cmoa.jp/title/76325/

Amazonでよくおすすめに表示されていて評価が高かったので購入してみました。
彩景でりこさんの作品を読むのは初めてでしたが好きでした。
エッチで甘いコミックスです。


＊ストーリー
「この前彼女とやっちゃった」
いつも仲のいい幼馴染４人の中の一人、恒ちゃんがそんなことを唐突に言った。
岸はこれに驚いた。そしてショックで恒ちゃんに変な事を言ってしまい・・・・



カップル３組の話でした。
ストーリーに書いた岸×恒ちゃん
表紙の幼稚園のときの友達太郎×しっかりみっちゃん
綺麗な不良瑛生×おもしろキャラさとちゃん

ちなみに幼馴染４人は
岸、恒ちゃん、みっちゃん、さとちゃんです。

読んでる間中「かわいい〜」と和めるような作品でした。
ジュネットさんなんでとにかくエッチではあるんですが、「かわいい！」の方が勝ってる気もします。
３組カップリングあるのでいろいろ楽しめますね！

わたし的には岸×恒ちゃんが好きでした。
誠実で優しすぎる岸ともっと触って欲しい恒ちゃん。見ていてドキドキします。
Amazonのレビューでは太郎×みっちゃんが人気みたいでした。
みっちゃんを真っ直ぐに好きって思う太郎とツンデレみっちゃん。王道ですね。太郎に振り回されてたりするみっちゃんも、いつでもみっちゃんとべったりな太郎も見ていて和んでしまいます。
そして瑛生×さとちゃん。
瑛生さん、本当に美人で可愛らしいんです！さとちゃんはちょっとキャラが薄いかなぁっていうのは感じましたが中和されてていい感じなのかも・・・。

３組それぞれに良さがあって楽しめます。
絵柄も大衆受けしそうで、読みやすいと思います。

ちなみに、このあと勢いで続編の「相愛えろ期」を購入しました。

こちらも読むとさらに面白いと思います。

松本ノダさんの「勇気を出して」という作品が好きだったので作家買い。
ジュネットさんなのでものすごくエッチでしたね。
短編集で、読む方によって好き嫌いが分かれそうでしたが私は結構好きでした。


＊ストーリー
誰でも少なからず頭の中で妄想を繰り広げる。
鮫島もそうだった。毎日通学電車が同じのクラスメイト柿原に対して思いを抱き、妄想を巡らす。
「自分がもし、柿原を痴漢したら」「自分がもし・・・」


よかったです！
まぁジュネットさんですし、ストーリーはそんなにないんですがね。
この作品は短編で、
「もぅそぅで好きしてっ」
「ないしょの保健室」
「夢の双子ちゃん王国」
「エロい兎」
「挿入線異常ありすぎ」
「同じ穴の」
「ミッションちんぽッシブル」
「本日のミッション」
が収録されています。
「ミッションちんぽッシブル」と「本日のミッション」は登場人物同じですね。
ストーリーは「もぅそぅで好きしてっ」について書いています。

短編でさくさく読みやすかったです。
私が好きだったのは「エロい兎」と「同じ穴の」でしたね。
「エロい兎」はキャラクターがたまらなく好きでした。男子校のちょっと綺麗な男の子と、彼に恋する男の子の話。グダグダな感じも良かったし、最後まで読み終わったとき、こちらに妄想の余地を与えてくださってるのも良かったと思います。
「同じ穴の」はすきな男の子がいろんな人にまわされてるのを見てられない話。受けの男の子が色っぽくてすごく好きでした。

全体でアブノーマルプレイはなかったと思うんですがカップリングが変わってましたね。
「夢の双子ちゃん王国」は双子×バイトの先輩で、双子が攻めなのは珍しいかなぁと思いました。
「ミッションちんぽッシブル」と「本日のミッション」は５０くらいのおじさん×２０代。おじさんが結構しわとか胸毛とかあって読む方によっては好きじゃないかも・・・。

絵柄もすごく私好みでした。
筋肉とか、顔とか、毛とか(笑)
私は読んだあ後に満足しましたがやっぱりみんながみんなに受け入れられる作品じゃないかなぁとも思いました。

かわいいBLが読みたい、と思ったときに夏目かつらさんを思い出しました。
絵柄も話もキャラクターもぜんぶ可愛いかったです。

＊ストーリー
門倉は弟思いの元ヤン男子校生。
ある日、弟の真夏とはぐれてしまい探していると真夏はクラスの委員長の見城に保護されていた。しかし、門倉は彼を誘拐犯だと思って殴ってしまう。そして見城は殴ったことを言いふらさない代わりに「下僕になれ」と言い渡す。
次の日から見城はやたら門倉に付きまとってきて・・・・


高校生から後の約１０年を描いた物語です。
全四話+番外編とあとがき。
１０年を描くにはすこし短かった気もするし、薄い気もします。

物語は高校生の二人がギュッと仲良くなるところからスタートします。
優等生×不良の王道でした。
門倉くんめちゃくちゃ可愛いです。あと弟の真夏くん！最初女の子かと思ってたんですけど男の子で、物語の癒しです。

タイトルの「お前２番目」は「真夏が１番」という意味なんですよね。
弟思いで可愛い！それをわかってる見城もイケメン！ってかんじでキャラクターには王道ですが大満足でした。

ストーリーは「うーん」って感じ。
薄いし、ありがちなのに雰囲気は感動を狙ってるんですよね。これじゃあ感動はできないと思いました。
シリアスな展開があるのですが、これも使い古されてて「はいはい」と思ってしまいました。

絵柄は可愛かったです。
しかし、以前夏目かつらさんの作品を読んだときにも感じたのですが、横顔に違和感を感じます。
どうしても前回読んだものと比較してしまうのが良くないんでしょうか・・・。

可愛いけどどこか物足りない気分になりました。
夏目かつらさんの「千年恋狐」「愛玩ねこの誘惑」は好きだったのでジュネットさんで新刊が出れば読んでみようかと思います。