スポンサードリンク

ヨネダコウ先生、「囀る鳥は羽ばたかない」が完結したらそれをイッキに読もうと思っていたのですが、とりあえずこれを読んでみることに。
好きな方は多いようですが個人的にはイマイチでした。
*ストーリー
新しい職場に来て初日、嶋はエレベーターで二日酔いで酒とタバコの匂いのする外川と一緒になる。
彼は自分の上司で「嫌な奴」と思っていた。
新歓の後から嶋は外川に執拗に昼食に誘われるようになる。
「どうしても触れたくない」をメインに、番外編の
「週末」
「小野田課長は憂鬱」
「夜明け前」
があります。
まず、ふたりの過去が物語の軸となっています。
過去を受け入れてそれでも好きでいる、ということの難しさを描いた作品ですね。
外川の明るさも優しさも、過去を知ると別の見え方がしました。
でも、別の見方をすると「メンヘラ二人」どうしても見えてしまうんですよね;;
あと、外川の心情変化にも納得がいきませんでした。
ふたりのキャラはいいんだけどなぁ、と思います。
個人的には「薄っぺらいものにメッキを塗ってよく見せようとしてる」という印象です。
ダイソーの女児向けのティアラみたいな・・・・
数年前の「このBLがやばい」のランキングに入っていた記憶があります。
周りの人はみんな評価しているので、大衆ウケがいい作品ではあるんだと思います。
ちなみに「このBLがやばい2015」二位の「それでも、やさしい恋をする」はこのなかに出てくる人物の物語です。
スポンサードリンク